地域共生社会の実現を目指して
令和3年6月23日に行われた第3回理事会において、瑞穂町社会福祉協議会会長に就任いたしました原島でございます。平素より当会の活動に対し、ご理解とご協力をいただき深く感謝申し上げます。
当会は町民をはじめ行政及び関係各機関と協働して地域の福祉課題の解決に取り組む、地域福祉活動を推進しています。昨今では地域や個人の生活課題は複雑化し、近年ではダブルケアや8050問題など、いわゆる「制度の狭間」の生活課題が急増しています。
国は、一億総活躍プランを閣議決定し、地域のあらゆる人々が分野や社会背景を超えて役割を持ち、個人や地域の生活課題に向き合い解決していく『我が事、丸ごと、地域共生社会』の理念の実現を提唱しています。この理念は当会が永年提唱してきた「誰もが安心して暮らせる福祉のまちづくり~住民と共にすすめる新たなささえあいづくり~」という地域福祉の理念と内容を共有するものであり、国が主体的に地域福祉を推進していくことを明言化したと言ってよいでしょう。
これまでに培ってきた住民主体の地域づくりと、新たなささえあい活動を一層推進し、町民誰もが豊かで安心して住み続けられる地域づくりに努めてまいります。今後とも皆さまのご理解とご協力、ご支援を賜りますよう切にお願い申し上げ、就任の挨拶とさせていただきます。
社会福祉法人瑞穂町社会福祉協議会
会長 原島 茂樹